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人数における感情の役割

●はじめに

「 人は、1人になると「孤独感」、2人になると「劣等感」、3人になると「疎外感」を感じる」という意見を耳にしました。


●所感 これは「人数が変化すると感情も同時に変化する」という事実を、「苦しさ」で偏向させている意見です。
どれも「苦しい」という面から表現しているから、苦しくなる。

そして以下の事実へ「結論づけようとしている」。
「本当の自立は、一人称だろうが二人称だろうが三人称だろうが、変わらない自分でいる事」と。これはおかしい(変わらない自分などない(はじめの人数による感情の変化という事実を実は否定しているから)。

●裏側には この発言をする人の奥底にあるもの。
それは「私の意見は価値があるから、私の言うことを聞いてね」。
事実を折り混ぜ「自分の都合の良い方向」へと「解釈する」方法です。

●対処1
言い返せばいい。心の中で。 「どう変わるかが大事じゃない?というか、私は、どれも「楽しい」と感じれるような自立をしたいんだ」と。 事実を交えた偏向意見の看破+発信こそ、悪を悪と見破る闘いだと痛感します。

●対処2
逆(マイナスをマイナス化する表現)で打ち消す。 例、 1人になると「(劣等感も疎外感も感じないのだから)劣等感や疎外感を感じたら1人の時間で自身をケアしよう、ケアを助けよう」、

同様に
2人になると「(孤独感も疎外感も感じないのだから)孤独感や疎外感を受けたら2人の時間でケアしよう、ケアを助けよう」
3人になると「(孤独感も劣等感も感じないのだから)孤独感や疎外感を受けたら3人の時間でケアしよう、ケアを助けよう」。

と。

ほら、孤独感も疎外感も劣等感の「ケア」は2つの選択肢(味方)があるじゃないですか。



以上