●概要2022年4月5日の1面を読みました。以下のような内容です。千葉県船橋市在住の婦人は、車いす利用で生活していました。車いす利用者として、「行きたい場所より、行ける場所」を知りたい。だから、その障壁を取り除くための情報を共有しあえる地図アプリを作りました。該当記事※無料の電子版聖教新聞で閲覧可能です●私の感想彼女は、大学時代に病から車いすを使った生活が始まりました。そして、以下のコメントを発しています。「一つずつできなくなる。そのたびに落ち込みましたが、同時に発見もあったんです。”できない”って経験は、他の人が気づかない価値につながるかもしれないって」そして「地図アプリWHEELOG。このアプリを使った街歩きイベントを開いてきた。都市部だけでなく全国各地のバリアフリー情報の集積地にしたい」「このアプリの10万回ダウンロードされ、その7割は健常者。車いすユーザだけではなく、そのユーザを支え支援するユーザの思いやりと助け合いの循環がある」と。温かい。温かい世界がアプリの中に集まってきています。
そしてその温かさを提供している情報を増やしたいと思い、私もスマホで「wheelog」を入手しました。このアプリはスマホ内蔵の位置情報サービスを利用していますから、スマホ充電の減りが早くなることがあるため、スマホ充電機も用意します。ageofsokaプロフィールで登録しました。以下のような機能を有したアプリです。
①車いすユーザが利用できる設備(例、トイレ)を写真で事前に確認できる
→アプリ利用者が実際にその場所に行った時にスマホで撮影し投稿することで情報を蓄積できます。車いすユーザとその支援者が行く「前」に、その場所の情報が写真から判断できます。②車いすに実際に乗っている状態で移動した走行ログを確認できる
→走行ログを見ることで「車いすユーザとその支援者が、その「道を移動できる」ということがわかります。その走行ログは実際に車いすにのって移動したときに計測されたものです。③このアプリを使っているユーザ同志が、交流できるバリアフリー施設だけでなく、どういうところが移動阻害するのか(例、電車搭乗時の駅との隙間)、どういうシーンで困るのか、に気づくことができます。手助けができるかもしれません。このアプリにより、バリアフリー施設がどこにあるのか、その情報をどうやって入手するのか。このアプリは、「他の方の移動体験(走行ログ)や撮影(投稿された写真)」が、他の人の移動前の計画(走行ログの実績)や移動後の安心(写真撮影から設備を使える)という点が把握できます。
車いすを持っていない私でも①については投稿が可能です。つまり、トイレなどの設備を見かけ利用したならば、「段差や、車いすが入れるのかどうか判断できる横幅」を把握できるような撮影を意識しようと思いました。
以上