池田先生が、新人間革命(27巻、296ページ)にて、個人指導の基本姿勢についておっしゃっています。
新人間革命って、「あるシーン」に縁した時に「自身がどうしたらいいんだろう」と思ってからが面白いんですよね。
池田先生の視点からみた「あるシーン」とそのシーンに対する「具体的な行動」と「結果」が記載されています。現実に起こりうる課題や問題の捉え方や、対処の要諦が疑似体験できる点が面白いです。
●個人指導の基本姿勢
①決して、感情的になってはならない
指導する側が感情的になれば、指導される側(学会員)は心を開こうとはしなくなる。そうなってしまうと、どんな言葉(指導、激励)も届かない。
②個人指導は、どこまでも信心の確信が根本である
指導する側の大確信をもって、相手を揺り動かせる。結果、触発していくことになる(その後、理路整然とした説明も活きる)。
③相談を受けた内容を他言しては、絶対にならない
相談を受けた話が漏れれば、学会全体に対して不信が生まれる。広宣流布を破壊する重罪となる。
④粘り強く、包容力豊かに、指導の任に徹していく
活動に参加していない人のお宅にお邪魔し個人指導したからといって、すぐに発心することはまれ。だから、折をみてまたお伺いして、根気強く、励まし続けていく。
そして、個人指導によって相手の方が奮起した場合でも、その後どうなったのか、悩みは克服できたかのか、と心を砕き、電話でも手紙でもよいから連絡をとっていく
⑤抜苦与楽こそ、個人指導の大目的である
さまざまが悩みをかかえて苦しんだ末に指導を受けている。だから、指導する限りは「その悩み、苦しみが少なくなるように励ましていく」
私の備忘録に近い投稿です。私が外に出ている時に、この箇条書きを読み心を整えるために。
以上